断熱
高性能な断熱効果と長期的な維持能力により快適な温熱環境を図る為、外壁面にネオマフォーム、壁体内と天井面にはブローイング式グラスウール、基礎部分には押出法ポリスチレンフォームを用いて家全体を隙間なく覆い、魔法瓶のような高い断熱性能を実現しております。
美しい建築を実現させるには「快適な性能」と「強固な安全性」が必要なのは言うまでもなく、たとえ創作できたとして住居として存在している以上、快適・便利で、安心できる環境でなければ意味がありません。
僕たちが表現したい物を実現させるには? 理想とする暮らしをどのようにしたら実現できるのか?
それには「卓越した技術」と「経験」が必要不可欠です。
進化している現代社会において、古来より引き継がれている僕たちが大切にしてきた「心地良い習慣」と、常に進化し続けている「新しい技術」の融合が今後の美しい暮らしには必要と考えます。
僕達の技術の根本には、全ての技術や商品に完全な物は存在しない、いつまでも変わらない性能も存在しない、という考え方があります。
そのため、強度や性能などに「標準」というものが僕達の建築にはありません。
僕たちは必要に応じて新しい技術や工法および設備などを検証し、一つ一つの建築にどのパターンが適しているのか?一人一人の建主さんにとってどの提案が相応しいのか?を慎重に判断します。
人それぞれインテリアやキッチンなどで好みが違うように、構造や性能に関しても建主さんの考え方や立地条件等において異なってきます。
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それでは、建物を画一的なものに仕上げるための「標準」は必要でしょうか?
「標準」とは建主さんへの押し付けに外ならず、最適な提案とは言えないはずです。
ではなぜ「標準」が存在するのでしょう?
毎回異なる提案を行えば手間も時間もかかり、更にコストもかかってきます。ハウスメーカーにとって、棟ごとに異なる多様な技術力が必要になってしまう点は困難を極めます。建主に合わせた提案を行うためには、これまでに築いてきた経験と技術力が非常に重要となります。
僕たちには50年以上の技術の蓄積と経験があります。その技術力と経験をもとに、一人ひとり、一つ一つの建築に合わせた提案をします。
だからKUNIMOKUには「標準」がありません。
KUNIMOKUには「標準仕様」がありません。
下記の内容については建築の一例としてご紹介しております。
保証基準について
お引渡し後10年は構造躯体・基礎・雨漏りなどを保障いたします。また、1年目と2年目には定期点検を行い、クロスの隙間や建具の調整などお客様に不具合がないかお伺いしながらメンテナンスを実施します。その他にも突発的な不具合やお急ぎの補修がございましたらKUNIMOKUのアフター専属スタッフが迅速に対応いたします。
長期優良住宅仕様
耐震性や省エネルギー性など7つの項目をクリアすることで長期優良住宅の認定を受けることが可能になります。建物の性能を担保できることもメリットですが、住宅ローン控除の最大限度額の引き上げなどといった金銭的にも優遇されることがあります。詳しくは担当営業までお尋ねください。
KUNIMOKUには「標準仕様」がありません。
下記の内容については建築の一例としてご紹介しております。
高耐久性
耐用年数が25~35年。錆のメンテナンスを正しく行えば40年以上の耐久性維持も期待できる商品です。
※環境や施工方法によってガルバリウム鋼板の耐久性が大きく低減します。
カラーバリエーションが豊富
屋根の色も壁の色と合わせると一体感のある建物になります。ブラックまたはホワイトは、サッシの色、換気フードの色、タラップの色がブラックとホワイトがあるため、合わせやすいカラーです。
セメント質感を生かした無垢の建築素材です。
高温高圧の蒸気養生により形成される強固なセメント素材になります。
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針葉樹の中でも飫肥杉は、樹脂分を多く含み、湿気に強く耐腐性を有します。辺材と心材の色味の差が明らかで、辺材は白色・心材は薄いピンクから濃赤褐色、一部黒っぽい葉筋、気根が入るのが特徴です。材質はやや軽く軟らかく、加工性・耐久性・弾力性に優れています。心材の赤身部分は、湿気に強く腐れにくい、白蟻に強いのも特徴です。外壁材として使う際は、塗装が必要になります。塗装にはクリア塗装をはじめ色付きのものもあります。
塗り壁の期待耐用年数6~9年です。
塗装方法はパターンによりますが吹き付け・こて・ローラーなどがあります。
「ひとつの風景を絵画のように切り取りたい。」
土地・環境によって、建物の核となる部分は変わります。その核となる部分を固定概念にとらわれない見せ方で見せるため、様々なサッシをご提案しております。
日々の暮らしの中で、視線を彩る窓。開けていても閉めていても外とつながる心地よさを生む特別な要素となっています。KUNIMOKUでは、断熱性に優れた樹脂サッシを空間デザインの一部となるような窓の位置を設計し提案しております。
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毎日のように出入りする玄関ドア。壁と一体になるように、またひとつのアクセントとなるように、利便性は言うまでもなく、デザインの一部としての玄関ドアを提案します。また、性能面においても、熱貫流率は1.79W/㎡Kと高性能な断熱性とストレスの掛からない出入りが可能な電子錠がお選びいただけます。
シンプルで主張をしすぎない木製ドアは、外壁と一体となり、デザインの一部として使用することができます。造作のため、自由なデザインで住宅の統一感をより一層際立たせ、また、断熱性能も既製品に劣ることなくこだわりの一枚を製作することが可能です。
気流制御により部屋全体に冷暖房の空気をいきわたらせる機能はもちろん、除湿機能により一年中快適性が高く、また、お手入れのしやすい内部構造により高い清掃性も備えています。今や住空間を計画するにあたり欠かせない設備となっているエアコンをお客様の生活スタイルとご希望に合わせてご提案いたします。
器具自体が発熱する輻射式の暖房システムにより、化石燃料のストーブの局部的な暖かさとは違い、遠赤外線効果で隅々まで柔らかく暖めます。空気汚染の心配も無いため快適性にも優れ、心地よい空間を作り出します。薪の燃料による炎の揺らぎから感じるぬくもりと、薪がはぜる音は心地よく、目と耳も楽しめるストーブにしかない魅力を感じます。
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セントラルヒーティングシステムの特徴でもある、建物全体を常にむらなく温める快適性を持ちながら、ファンなども稼働部分がないため静音性に優れ、気流による寒さや乾燥の心配もありません。粉体塗装により表面は傷つきにくく耐久性にも優れており、シンプルで洗練されたデザインが部屋の雰囲気に調和します。
床面の暖かさはもちろん、床からのふく射熱と熱伝導で部屋全体を温めます。熱源機を床下に設置するため空間をより広く快適に感じさせ、清掃面や衛生面にも優れます。
また、階毎の暖房システムの使い分けも採用しております。床暖房に対応したフローリング材もご希望に合わせてご提案いたします。
床下空間を利用し、各部屋に設置した吹き出し口に空気を送る空調システムの採用により、1台で通常の壁掛けエアコンよりも広い空間を暖めることができます。直接風が当たらない点も快適性が高く魅力的です。
床下エアコンは冷温風が流れる床下空間が熱源となるため基礎断熱が必須であり、設置するためには高気密・高断熱の建物であることが前提となります。その点においてもKUNIMOKUでは問題なく設置を行うことができます。
ヒートポンプを採用し、わずかな電気で地中の熱をくみ上げ屋内へ運ぶ機構で、屋内へ運ぶ投入エネルギーの約2~4倍のエネルギーを取り出せます。
地中の温度は季節に関係なく年間5~15℃の安定した温度を保っているため,冷暖房としての能力の低下なく快適な空間を作ります。
光熱費が年々高騰し、また、災害対策への意識も高まりつつある現代で、その両方へのアプローチができるのがコレモです。日々使う暖房で発電をし、光熱費を抑えるとともに、停電時にもお湯や暖房、非常用コンセントがご使用できます。そのような、ご入居後の生活を考えたご提案もいたします。
環境に優しく電気を作り、災害対策として普及している太陽光発電。この数年間で、買う電気代より発電コストの方が安くなる「逆転現象」が起きています。
また、蓄電池を設置することによって、普段は太陽光発電で発電した電力を溜め、非常時により多くの電力を使用することができます。
それぞれの建築が持つ個別の世界観を完璧に演出するために、建物ごとに最適な素材選びを提案しています。
自然素材の持つ温もりと質感が、それぞれの建築の特性を活かしながら、環境に溶け込むデザインを実現します。
漆喰は消石灰を主成分にした素材で、耐火性・耐久性・抗菌性の高さを持っています。また、屋内の湿度を整える調湿効果があり、夏場は湿度を吸収し、乾燥しがちな冬場は水分を放出するため、四季を通して快適な生活環境を実現します。自然素材の家具との相性もよく、多種多様な色味や塗り方で空間の印象が大きく変わるのも魅力です。
キッチンの背面や洗面化粧台の壁にも石調タイルや石材を取り入れることで耐久性は保ちながらも締まりのある上品な空間を作り出します。また、室内にはとどまらず、本来河川の護岸などに使われていたメッシュ状のかごに石を入れた蛇篭を、塀として取り入れることで程よい抜け感が出てきます。各所にちりばめられる石材や石調タイルは空間に締まりを生み出します。
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クロスや塗装では表現できない自然素材ならではの温かみのある見た目と重厚感があります。そして無垢材のもつ調湿性と香りが居心地の良い快適な空間に導いてくれます。樹種はもちろん、幅や長さといった寸法感にもこだわることで部屋全体の意匠性を上げ、経年変化による無垢材特有の色の濃淡や、一つ一つ違う木の表情を味わう楽しさを与えてくれます。
卓越した加工技術により、天然木がもつ素材感を残しつつ美しさを際立たせます。シックハウス症候群への十分な対策により安心して長く使い続けられ、乾燥や熱による隙・ひび割れなども心配ありません。暖房システムごとに適した商品をご案内しながら、様々な樹種の取り揃えにより希望に沿えるようご提案いたします。
「美しい建築」を実現させるには、建築の世界観を壊してしまう箇所を排除し、細部に至るまでイメージを統一させる必要があります。
KUNIMOKUでは、「美しい暮らし」を捜索するために違和感が生じないようなご提案をしています。
壁面から巾木が出ている出巾木ではなく,壁面よりも内側に設置するL型の入り巾木を採用することで巾木としての存在感を無くし、壁面が協調されよりすっきりとした印象を与えます。また、アルミ材であることも洗練された空間を作り出してくれる理由の一つです。一般的な巾木と比べて施工が難しいため手間が掛かりますが、細部にまでこだわることで建物全体の統一感を大切にしています。
空間の印象を変えるインテリアの1つでもある室内建具。ナラ材を使用した建具は、フローリング材との調和感と木の質感を感じられ部屋の雰囲気を変えてくれます。また、ドアノブや丁番の形状など細部にまでこだわることで、建具をインテリアの一部だと再確認させてくれます。一方で、通路に面した収納の扉は、周辺の壁紙と同じもので巻き付けることで壁と馴染ませ、空間を広く感じさせてくれます。
見付寸法がわずか6mm厚という薄見付の窓台と笠木の採用により、汚れやすく傷がつきやすい部分を保護しながらも、そのものとしての存在感を極力抑え、シンプルでシャープな見た目が空間に馴染みます。手あかなどの油分をはじき、汚れが染み込みにくい樹脂化粧シートにより清掃性にも優れます。
「美しい建築」を追求するために場違いな要素を取り除き、一貫したイメージを全ての細部にまで実現しています。
各建築が持つ独自の世界観を表現するために、造作家具においても同様の理念で取り組んでおり、空間に溶け込む美しさを提供しています。
テレビ横に造作収納を制作。機器類をスッキリ収納
TV下にはTVボードを取り付けず、カウンター1枚のみを取り付け。トール収納の中に棚板(可動棚)を設け、機器類を収納。配線は、トール収納からTV本体を取り付ける場所まで管を通しています。
上部にエアコンを隠すスペースを設置
吊り戸と同じ素材でエアコン隠しを制作し、一体感を出しています。
ダイニングセットの造作
ダイニングセットを床材の樹種に合わせて制作。単独のダイニングテーブルもあれば、キッチンに固定したダイニングテーブルも制作しています。
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造作ソファ
ソファは間取り・家族構成に合わせて大きさを検討。生地の色やデザインは、家の雰囲気やリビングとのバランスを考えながら選択していきます。合わせてクッションの硬さなども確認します。
ティーテーブルも制作可能
大きさ・デザインを間取りに合わせて制作。樹種は、床材に合わせて制作することが多いです。
造作キッチン
家の雰囲気・好みに合わせて形・素材・色を決めていきます。ステンレス・セラミック・メラミン・天然木等使用する素材はさまざま。造作キッチンではキッチン・収納部分だけではなく、ダイニングテーブルも一緒に制作することもあります。
造作収納
扉のみ制作し収納内は無印良品のラックを利用。造作と市販の商品を上手く組み合わせて作ることもあります。
メーカー製キッチンに合わせたコーディネートも
キッチンは既製品を使い、収納部分のみ造作にすることも可能です。扉の色味や取っ手の形状を合わせて、違和感のないように制作します。
GALLERY造作家具施工例
和室・お風呂から、または廊下から見えるように設計をします。
塀・または外壁で廻りを囲い、樹木を4~5本植樹。樹木はこちらで樹形のいいものを選ぶ時もあれば、お施主様と造園屋さんに伺って一緒に選ぶ時もあります。
樹木の根元は割栗石で隠す。庭園灯(地面から出ている照明)を仕込んで夜はライトアップ。ここ最近では、庭園灯以外に上から照明を当てて月明りをイメージして照明計画などもしています。森林がある場所で施工した場合は、その森林を活かして設計をします。
IoT(Internet of Things)は、私たちの現代のテクノロジーにおける最先端を担い、日常生活を根本的に変えつつあります。この概念は、インターネットに接続されたデバイス同士が相互に通信し合うことを指し、パソコンやスマートフォンに限らず、テレビ、エアコン、照明など、多岐にわたる機器がこれに含まれます。
住宅におけるIoTは、私たちの生活をより安全で快適なものに進化させます。外出先からスマートフォンを使って家のエアコンや照明、給湯器を遠隔操作でき、帰宅時には自宅でリラックスできる快適な環境を整えておくことができます。遠隔で玄関の状態を確認し、必要に応じて施錠することも可能です。また、音声で操作できるスマートスピーカーを利用することで、日常の手間を軽減できます。
IoTの普及により、私たちの生活はますます便利で快適になるだけでなく、新しい技術やサービスの可能性も広がっています。
断熱
高性能な断熱効果と長期的な維持能力により快適な温熱環境を図る為、外壁面にネオマフォーム、壁体内と天井面にはブローイング式グラスウール、基礎部分には押出法ポリスチレンフォームを用いて家全体を隙間なく覆い、魔法瓶のような高い断熱性能を実現しております。
耐震・制振
耐震
建築基準法をクリアするレベルの耐震等級1に対し、その1.25倍の耐震性をもつ建物が耐震等級2、または1.5倍の耐震性になると耐震等級3ということになります。住宅性能表示上は耐震等級3が最高ですが、より強い構造をお求めのかたは等級にあらわれる基準以上の強さを目指すことがKUNIMOKUでは可能です。
制振
住友ゴム製のミライエを採用しています。地震エネルギーや揺れを高減衰ゴムに吸収させることで最大95%の揺れを吸収します。繰り返す揺れに最も効果を発揮し、耐震+制震の両面から建物の安全を守ります。
換気
心地よい暮らしを提供するため使用建材の安全性を精査した上で、KUNIMOKUでは第一種換気(ダクト式、ダクトレス式)、第三種換気、パッシブ換気をご用意しております。周囲の環境や住まい方に応じてご提案差し上げます。
第一種換気(ダクト式、ダクトレス式)
給排気を機械で強制し、室内の熱を給気した空気に移動させることで、室内温度を保つ熱交換型の換気システムです。
第三種換気
排気のみ機械を用いることで室内を負圧にし、壁体内や小屋裏へ湿気の侵入を防ぐことで、内部結露の発生を防ぐ換気システムです。
パッシブ換気
空気の温度差で生じた圧力のみで給排気を行うため壊れるリスクが無く、停電時にも機能する換気システムです。
矩計
外壁の内側の湿気を外部に放出する「外壁通気工法」を採用しています。木造住宅の弱点でもあった壁体内の乾燥を保ち、結露を防ぐことで家を長持ちさせることができます。
また、外壁の隙間などから侵入した雨水を壁体内に侵入させずに屋外へ排出できることと、断熱材の外部側に空気の層を纏わせることにより、遮熱効果が期待でき外気温の影響を少なくすることが可能となりました。
地盤
全ての建物を建築する前に地盤調査を行います。建物の4隅+中央部分1カ所の計5カ所で地盤の調査を行い、最適な地盤改良方法をご案内します。
地盤の強度だけではなく土質の調査も同時に行い液状化現象がおこる可能性の可否を検討することも可能です。お尋ねください。
基礎
建物を足元から支える基礎はいつまでも快適に暮らしていくために重要なものです。KUNIMOKUでは建築基準法を大幅に上回る自社基準を設け、地震から皆様の暮らしを守ります。
一般的な基礎よりも太く丈夫な異形鉄筋16mmを配置し、鉄筋を覆うコンクリートの厚みである基礎の立ち上がり幅を150mmとすることで、コンクリートの中性化による鉄筋の腐食を抑え、基礎部分をより健全に保ちます。